◎2017年11月11日(土) 曇時々晴
何とも後味の悪いホーム最終戦となりました。
28,000人以上の観客の前で、0対3の完敗。
ジェフの激しいあたりに圧倒され、デュアルに負けました。後半十数分の間に立て続けに失点し、守備も崩壊しました。
加えて、運に見放され、審判にも恵まれなかったと言えましょう。
もし、シモビッチのヘディングシュートが枠に当たらなければ、審判がファールを取ってくれれば、流れが変わっていたかもしれません。
しかし、これもサッカー。
受け入れて次に挑むしかないでしょう。
ともかく、今日の敗戦でJ1自動昇格は消えました。4チームによるプレーオフを勝ち抜かなければJ1復帰はなくなったのです。
少しでも有利な条件にするため、最終節に勝利し、3位になって欲しいものです。
<成績>
22勝6分け13敗、勝点:72、得点:83、失点:65、得失点差:18、順位:4位、
観衆:28,697人、開始:午後2時
二足二輪
2017年11月27日月曜日
2017年11月23日木曜日
5 第30回愛知県勤労者スポーツ大会
◎2017年11月11日(土) 曇時々晴
昭和63年から30回目の歴史を刻んだ大会です。
30年前、県労働福祉課に配属されていた私は、愛知県勤労者スポーツ大会の立ち上げに関わっていました。
今はマラソンとソフトボールだけになってしまいましたが、当初はテニスや卓球など、当時の青少年公園(愛・地球博記念公園の前身)の施設できる様々な競技が開催されていた記憶しています。
愛知万博の開催により、一時会場が緑区の大高緑地公園に移り、その後再び現在の地で開催されるようになりました。
愛知県勤労者スポーツ大会のマラソンには、青少年公園で3回、大高緑地公園で7回、モリコロパークで6回、計16回参加しています。
受付で参加証と引き替えにもらった白地に黒文字のゼッケンは「129」。40歳以上男子の部は300人以上参加者がいるようです。
昨年は雲一つない快晴でしたが、今日は薄曇りで風が強く気温が低い中での大会となりました。
午前11時20分、10kmマラソンの部スタート。いきなり上り坂でその後はアップダウンを繰り返す屈曲の道を3周します。1周約3kmを17分弱のタイムです。最初から最後までフラットな道がほとんどありませんから、時間は余分にかかります。
コース上、スタートしてすぐのところに1箇所だけ給水所があります。2周目と3周目に水をもらいました。
テーブルの前で立ち止まって給水する人がいます。これは給水マナー違反でしょう。次々にランナーが来る訳ですから、邪魔にならないようにテーブルから離れて飲むべきです。そして、飲んだ後の紙コップは、回収ボックスやスタッフが手にするゴミ袋などに入れるのがランナーの心得と言えるのではないでしょうか。「ありがとう」の言葉を添えて渡すとなお良いと思います。
3周回ともほぼイーブンペースで走ることができ、芝生広場のゴールゲートを潜ることができました。
受け取った完走証を見ると「129位」。偶然にもゼッケン番号と同じでした。
今日はこの後、午後2時から豊田スタジアムでサッカー観戦です。急いで着替えを済ませ、リニモの駅に向かいました。
種目:10kmマラソン(男子40歳以上)
実距離は約9.5km
記録:52分37秒
順位:129位
使用シューズ:MIZUNO GX
昭和63年から30回目の歴史を刻んだ大会です。
30年前、県労働福祉課に配属されていた私は、愛知県勤労者スポーツ大会の立ち上げに関わっていました。
今はマラソンとソフトボールだけになってしまいましたが、当初はテニスや卓球など、当時の青少年公園(愛・地球博記念公園の前身)の施設できる様々な競技が開催されていた記憶しています。
愛知万博の開催により、一時会場が緑区の大高緑地公園に移り、その後再び現在の地で開催されるようになりました。
愛知県勤労者スポーツ大会のマラソンには、青少年公園で3回、大高緑地公園で7回、モリコロパークで6回、計16回参加しています。
受付で参加証と引き替えにもらった白地に黒文字のゼッケンは「129」。40歳以上男子の部は300人以上参加者がいるようです。
昨年は雲一つない快晴でしたが、今日は薄曇りで風が強く気温が低い中での大会となりました。
午前11時20分、10kmマラソンの部スタート。いきなり上り坂でその後はアップダウンを繰り返す屈曲の道を3周します。1周約3kmを17分弱のタイムです。最初から最後までフラットな道がほとんどありませんから、時間は余分にかかります。
コース上、スタートしてすぐのところに1箇所だけ給水所があります。2周目と3周目に水をもらいました。
テーブルの前で立ち止まって給水する人がいます。これは給水マナー違反でしょう。次々にランナーが来る訳ですから、邪魔にならないようにテーブルから離れて飲むべきです。そして、飲んだ後の紙コップは、回収ボックスやスタッフが手にするゴミ袋などに入れるのがランナーの心得と言えるのではないでしょうか。「ありがとう」の言葉を添えて渡すとなお良いと思います。
3周回ともほぼイーブンペースで走ることができ、芝生広場のゴールゲートを潜ることができました。
受け取った完走証を見ると「129位」。偶然にもゼッケン番号と同じでした。
今日はこの後、午後2時から豊田スタジアムでサッカー観戦です。急いで着替えを済ませ、リニモの駅に向かいました。
種目:10kmマラソン(男子40歳以上)
実距離は約9.5km
記録:52分37秒
順位:129位
使用シューズ:MIZUNO GX
2017年11月16日木曜日
4 ツール・ド・あいち ゆったり浜名湖一周
◎2017年11月5日(日) 曇のち晴
気温6℃。車の温度計表示は、冬の寒さです。
新城PAで朝食を取っているときも、体が震えました。
会場に着いたら陽が差してきましたが、気温は上がりません。風が強いので体感温度はさらに下がります。
こんなことなら長袖ジャージを持ってくればよかった。仕方なく、ウインドブレーカーを着て走ることにしました。
寒い!
風が強い! 冷たい!
走り出してみると、体に堪えます。こんなに寒くなるとは思いも寄りませんでした。
空も曇って太陽の光はありません。
何人かに抜かれましたが、誰かが背後にピッタリと付いています。追い抜こうとしません。
信号で止まったら、後から声をかけられました。
「初めてで、道がわからないから付いて行っていいですか」
そういうことか。内心ちょっと戸惑いましたが、
「いいですよ。でも、私は速くないですから」
「ありがとうございます」
一人で走ることが多い私ですが、彼のおかげでこの日はずっと二人旅となりました。
信号待ちの都度、彼は話しかけてきました。
「自転車、何年やってるんですか」
「30年くらいかな。この自転車も23年乗ってるんです」
「ずっと一定のスピードで走るんですね。勉強になります」
渚園キャンプ場では毎年恒例の『JAPAN MINI DAY』が開催されていました。沢山のクラシックミニやBMWのミニが駐車場にありました。
浜名湖大橋を通過するときは、まさに風との闘いです。四方八方から強風が吹いて火のようで、ドロップバーに下をしっかりと握り、前掲を深くしてペダルを漕ぎます。
舘山寺の坂を下り、ホテルや観光施設が建ち並ぶ湖畔で出ました。
「わぁ!きれいですね。湖を走るのはいいですね」
くだんの彼の声が後から聞こえました。
「浜名湖もきれいですけど、琵琶湖の方がもっときれいですよ。自転車もたくさん走ってますしね」
セブンイレブンの角を左折し、細江大橋を渡って、本田技研の前を通過します。
「2時間ぐらいで着くんでしょうか。なんか、あっという間ですね」
「2時間少々でゴールできると思いますよ」
「寸座」交差点を左折。浜名湖サービスエリア脇のちょっとした峠を越えると、ゴールはまもなくです。
湖畔沿いの道を景色を眺めながら走ります。
太陽が顔を見せ風も収まりました。
もう少し速く天候が良くなって欲しかった。
今日は風と寒さにやられたと言っていいでしょう。
2人が同時にゴール。名前、年齢、サイクルコンピュータの距離、到着時刻を記帳します。ノーマルコース(49km)では6番目の到着でした。
連れだった彼は7番目に記帳しました。それを見て、46歳のWさんだとわかりました。
「付かせてもらってありがとうございました」
「どういたしまして。誰かと一緒なんですか」
「会社の上司と来てるんです」
黒いビアンキのクロスバイクのWさん、どうぞまたツール・ド・あいちに参加してください。
帰りは姫街道、本坂峠経由としました。去年目を付けていた豊川のラーメン屋に行こうと思ったからです。
その店は国道1号線に合流する手前にある『麺屋 轍 豊川店』です。
午後1時過ぎで昼時のピークは過ぎていたので、店は空いていました。端麗鶏白湯塩ラーメン(900円)を注文。スープも麺も好みの味でグッド。ただ、もう少し量があれば良かったです。半田にも店があるので、機会があれば次はつけ麺を食べてみたいと思います。
使用自転車:Panasonic POSクロモリロード
走行距離:49.5km
走行時間:2時間07分
所要時間:2時間12分
高速道路代:音羽蒲郡IC→三ヶ日IC 660円
駐車場代:都筑海岸駐車場 300円
気温6℃。車の温度計表示は、冬の寒さです。
新城PAで朝食を取っているときも、体が震えました。
会場に着いたら陽が差してきましたが、気温は上がりません。風が強いので体感温度はさらに下がります。
こんなことなら長袖ジャージを持ってくればよかった。仕方なく、ウインドブレーカーを着て走ることにしました。
寒い!
風が強い! 冷たい!
走り出してみると、体に堪えます。こんなに寒くなるとは思いも寄りませんでした。
空も曇って太陽の光はありません。
何人かに抜かれましたが、誰かが背後にピッタリと付いています。追い抜こうとしません。
信号で止まったら、後から声をかけられました。
「初めてで、道がわからないから付いて行っていいですか」
そういうことか。内心ちょっと戸惑いましたが、
「いいですよ。でも、私は速くないですから」
「ありがとうございます」
一人で走ることが多い私ですが、彼のおかげでこの日はずっと二人旅となりました。
信号待ちの都度、彼は話しかけてきました。
「自転車、何年やってるんですか」
「30年くらいかな。この自転車も23年乗ってるんです」
「ずっと一定のスピードで走るんですね。勉強になります」
渚園キャンプ場では毎年恒例の『JAPAN MINI DAY』が開催されていました。沢山のクラシックミニやBMWのミニが駐車場にありました。
浜名湖大橋を通過するときは、まさに風との闘いです。四方八方から強風が吹いて火のようで、ドロップバーに下をしっかりと握り、前掲を深くしてペダルを漕ぎます。
舘山寺の坂を下り、ホテルや観光施設が建ち並ぶ湖畔で出ました。
「わぁ!きれいですね。湖を走るのはいいですね」
くだんの彼の声が後から聞こえました。
「浜名湖もきれいですけど、琵琶湖の方がもっときれいですよ。自転車もたくさん走ってますしね」
セブンイレブンの角を左折し、細江大橋を渡って、本田技研の前を通過します。
「2時間ぐらいで着くんでしょうか。なんか、あっという間ですね」
「2時間少々でゴールできると思いますよ」
「寸座」交差点を左折。浜名湖サービスエリア脇のちょっとした峠を越えると、ゴールはまもなくです。
湖畔沿いの道を景色を眺めながら走ります。
太陽が顔を見せ風も収まりました。
もう少し速く天候が良くなって欲しかった。
今日は風と寒さにやられたと言っていいでしょう。
2人が同時にゴール。名前、年齢、サイクルコンピュータの距離、到着時刻を記帳します。ノーマルコース(49km)では6番目の到着でした。
連れだった彼は7番目に記帳しました。それを見て、46歳のWさんだとわかりました。
「付かせてもらってありがとうございました」
「どういたしまして。誰かと一緒なんですか」
「会社の上司と来てるんです」
黒いビアンキのクロスバイクのWさん、どうぞまたツール・ド・あいちに参加してください。
帰りは姫街道、本坂峠経由としました。去年目を付けていた豊川のラーメン屋に行こうと思ったからです。
その店は国道1号線に合流する手前にある『麺屋 轍 豊川店』です。
午後1時過ぎで昼時のピークは過ぎていたので、店は空いていました。端麗鶏白湯塩ラーメン(900円)を注文。スープも麺も好みの味でグッド。ただ、もう少し量があれば良かったです。半田にも店があるので、機会があれば次はつけ麺を食べてみたいと思います。
使用自転車:Panasonic POSクロモリロード
走行距離:49.5km
走行時間:2時間07分
所要時間:2時間12分
高速道路代:音羽蒲郡IC→三ヶ日IC 660円
駐車場代:都筑海岸駐車場 300円
2017年11月13日月曜日
3 愛知県サイクリング協会(ACA)常任理事会
◎2017年11月4日(土) 晴時々曇
午前中、娘が通う大学の大学祭を見学に行き、午後から愛知県サイクリング協会(ACA)の常任理事会に出席するため、江南市の協会事務局へ名鉄電車で向かいました。
布袋駅は名古屋方面の線路が高架になっていました。
2名欠席で、7名の出席です。
今日の主要議題は、理事の改選と打上パーティーの開催時期に関することです。
活動不活発の理事3名が退任し、新たに選任しようとするものです。
“FOCUSの山田”さんは、最近、ツール・ド・あいちにも探訪あいちにも参加しなくなりました。親の介護とフルートの練習で時間がないとのこと。大変熱心にACAの活動をしていたのに残念です。
替わりに探訪あいちを企画するようになった“鉄のGIOS”さんや“菰野のカン”さんらを理事に推薦することになりました。
ただ、将来の担い手となるべき若い人はいません。協会の歴史や活動を継承していく若い世代が現れて欲しいものです。
打上パーティーは12月の中旬に開催していましたが、2月の総会の日に行う提案をすることになりました。午前中に総会を開催し、午後から打上パーティーとするものです。こうすれば総会への参加者が増えるし、事務の合理化にもなります。
組織を維持継続して行くには、新しい風を吹き込み、改善をしていくことが必要であると言えましょう。
午前中、娘が通う大学の大学祭を見学に行き、午後から愛知県サイクリング協会(ACA)の常任理事会に出席するため、江南市の協会事務局へ名鉄電車で向かいました。
布袋駅は名古屋方面の線路が高架になっていました。
2名欠席で、7名の出席です。
今日の主要議題は、理事の改選と打上パーティーの開催時期に関することです。
活動不活発の理事3名が退任し、新たに選任しようとするものです。
“FOCUSの山田”さんは、最近、ツール・ド・あいちにも探訪あいちにも参加しなくなりました。親の介護とフルートの練習で時間がないとのこと。大変熱心にACAの活動をしていたのに残念です。
替わりに探訪あいちを企画するようになった“鉄のGIOS”さんや“菰野のカン”さんらを理事に推薦することになりました。
ただ、将来の担い手となるべき若い人はいません。協会の歴史や活動を継承していく若い世代が現れて欲しいものです。
打上パーティーは12月の中旬に開催していましたが、2月の総会の日に行う提案をすることになりました。午前中に総会を開催し、午後から打上パーティーとするものです。こうすれば総会への参加者が増えるし、事務の合理化にもなります。
組織を維持継続して行くには、新しい風を吹き込み、改善をしていくことが必要であると言えましょう。
2017年11月8日水曜日
2 第1回忍者トレイルランニングレース
◎2017年11月3日(金・文化の日) 晴
「忍者」という呼称は、昭和30年代に小説などで使われ、定着してきたもので、歴史的には「忍び」と呼ばれてきました。
黒装束で素早く動き回り、手裏剣を投げて敵を倒す、というのも後から生まれたイメージだそうです。実際の忍者は地味な服に身を包み、人混みに紛れ、主君のために敵方の情報収集を行っていました。
伊賀は戦国時代、地元の土豪が忍術を発展させ、甲賀とともに「忍びの里」として知られています。
伊賀の地は、起伏の激しい道が続き、忍者が駆け抜けたであろう山々が連なります。この忍者の里山を舞台に、心技体の修行道を体現できるのが「忍者トレイルランニングレース」です。
秋天一碧。
伊賀市さるびの温泉には、18kmのショートコース、ファミリーコースの参加者が集まっていました。
エントリーは、
ショートコース男子の部 227名
ショートコース女子の部 83名
ショートコース 合計 310名
ファミリーの部 65名
大きな大会ではありませんが、会場に広さやトレイルコースの状況を勘案すれば適当な規模でしょう。
9時45分、開会式。来賓の伊賀市長は忍者の衣装であいさつ。忍びの国、忍者の里をPRされていました。
10時スタート。ボルボカーが先導するとのこと。
「ボルボじゃなくて、ボロボロカーだよ」
参加者からそんな声が漏れてきました。年配の方でしょう。私も御多分に漏れませんが。
舗装道路を約2km走って西教山への登山道に入ります。なんとか走ることができたのは最初の2、3百メートルのみ。急勾配の坂道になり、やがて一歩一歩脚を持ち上げるようなシングルトラックの登山道になります。
私の前はなぜが女性ばかりが3、4名。女性参加者は4分の1くらいですから、不思議です。
森の中は先だっての台風21号、22号の影響でしょうか、木が倒れ、枝や葉が散乱しています。
コースには協賛団体の広告入りの白いテープや黒で「NINJA TRAILRUN」と書かれた標識でマーキングされています。間違えやすい箇所では白テープが長く張られています。山の中にこのようなマーキングを施すのは、大変労力のかかる作業に違いありません。スタッフの方々の苦労に敬意を表したいものです。
また、赤いTシャツのスタッフが要所要所で立哨して、「ナイスラン!」「あと3kmでエイドです!」「頑張れ!」と声をかけてくださり、スイーパーの方が走りながら激励をしてくれます。通常のマラソンのように沿道の声援がない分、選手の支えになりますね。
コース最高地点、682mの西教山の頂上を越えると、しばらくアップダウンを繰り返し、走ることができる箇所も出てきます。
「あれ? さっきまで6kmだったのに3kmになっちゃった。GPSがおかしいよ」
前の女性ランナーからの声です。
山の中では上手く作動しないこともあるのでしょう。
私のEPSON WristableGPSはちゃんと距離を刻んでいます。ただ、高低差の大きいコースを走ると距離は短く計測されるのでしょうか。今日のコースは18kmということですが、私のGPSでは16.6kmでした。
スタートから1時間20分を経過した頃、トップランナーとすれ違いました。こちらはまだ中間点にも行っていないのに、速いですね。
「階段を下りるとエイドです。滑るので気をつけて降りてください」
ようやく8km地点、ウォーターステイションに辿り着きました。
「トイレはないですよね」
「この道のコーナーを曲がってください。誰も来ませんから」
言われたコーナーに行くとエイドステーションから隠れて見えません。側溝に用を足しました。自然を汚してすいません。
持参したコップに水をもらい、喉を潤しました。
東海自然歩道の階段を駆け上ると、忍者の出で立ちのスタッフがハイタッチで選手を迎えてくれました。
分岐を左に折れると、田代池が見えました。森の中から出て、パッと明るくなりました。木の葉や軟らかい土がクッションになって脚に優しいコースです。水溜まりやぬかるみもありますが、平坦で気持ちよく走れます。
「人工池ですけど、紅葉が始まっています」
湖畔で写真を撮っていた男性が教えてくれました。綺麗です。
「9.5km地点です。あと8.5kmです。頑張ってください」
分岐点で立哨をしているスタッフの声です。
ようやく半分は過ぎました。
「この先も上りです」
そうか、まだまだきつい道が続くのか。
ハァーハァーと音が出るほど呼吸が荒くなり、脚も徐々に上がらなくなります。ランニングできる区間はほとんどなく、時に木に捕まりながらよじ登る状態です。
なんとか先ほどの田代池への分岐点に戻り、左に進路を取ります。往路で走った道がそのまま復路になります。
ウォーターステイションに戻ってきました。
コップを取り出し、給水します。
「かわいらしいコップですね」
「子どもが小学生の時使っていたやつですから」
菓子パンも一切れもらいました。
残り5km。
トップ選手とすれ違った道をしばらく走ると、スタッフが左の道に行くよう案内しました。
「ゴールまでほとんど下りです」
往路とは別の道です。
後にいた女性ランナーが「こんな道通たっけ?」と言っていましたが、コース図を見ていないのでしょう。
階段はほぼウォーキングです。上位のランナーはこんな階段も走って下るのでしょうが、私は膝を痛めてしまうので、慎重に行きます。
3人ぐらいの女性ランナーに追い抜かれました。ウーマンパワーはすごいですね。こういうタフなコースは女性の方が強いです。
深い森の中で薄暗くなり、渓流が現れました。
今度は沢渡りです。何度も沢を横切りました。バランスを取りながら渓流の中に置かれた石を踏み渡るのです。
なんと地形の変化に富んだトレイルでしょう。しんどいけど、面白い、楽しい。
「すいません。写真撮ってもらえませんか」
前を走っていた女性ランナーに声をかけられました。
「いいですよ」
スマホのシャッターを押してあげました。
確かに写真に残しておきたいような幻想的な自然の空間です。
「呼び止めてすいません」
「いえいえ、急いでないですから」
「写真、撮らなくていいですか」
「いえ、私はいいです」
渓流を離れると舗装道路に出ました。行きに走った道です。
残り1km弱。時計の表示は2時間55分。 3時間切りはちょっと難しいかな。それでも、最初から3時間以上かかると思っていたので、納得のタイムです。
前方に女性ランナーが3人。今日は本当に女性に縁があります。
ゴール直前の坂。女性ランナーは皆、歩き出しました。3人をかわして、さるびの温泉の敷地内へ。忍者姿のスタッフに出迎えられて、ゴール。疲れましたが、自然と格闘し、自然を満喫できた、最高に楽しい忍者修行でした。
種目:ショートコース男子の部
距離:18km
順位:153位/227人中(エントリー数)
年代別順位(50歳以上男子):52位/75人(エントリー数)
記録:3時間00分30秒
使用シューズ:asics GEL-Fuji
追記①
大会会場で三重交通のJALラッピングバス運行開始式が行われました。
名古屋・伊賀上野間の定期高速バスの車体に、アイドルグループ「嵐」の5人のメンバーが大きく描かれています。
そのバスの前で、JALのキャビンアテンダントと写真を撮ってもらいました。綺麗な女性一緒で嬉しい限りです。
追記②
帰り道、国道23号線町屋大橋南詰にある「立ち食いうどん 川越屋」に入店してみました。
以前、義理の弟(私の妹の夫、私より年上ですが)から、美味しい店だと教えてもらったのですが、なかなか立ち寄る機会がなかったのです。
表の看板は崩れ落ち、枠組みだけになっています。一見すると、廃業してるのかなと思ってしまいました。駐車場に車が3台停めてあったので、ああ、やってるんだなとわかるような古い店です。
立ち食いと言っても3脚のテーブルがあり、6人の先客がいました。
木製のメニュー板も、椅子もテーブルも、全てに年季が入った、昭和レトロな店内です。
お爺さんが一人で切り盛りしていました。
きつねうどん(500円)を注文。代金引換で注文の品をもらい、器も自分で返却するセルフサービスです。
ツルツルとした柔らかめの麺と関西風の出汁で、とても美味しかったです。
店の様子から、おそらく、継ぐ人はおらず、この人の代で終わるでしょう。
「忍者」という呼称は、昭和30年代に小説などで使われ、定着してきたもので、歴史的には「忍び」と呼ばれてきました。
黒装束で素早く動き回り、手裏剣を投げて敵を倒す、というのも後から生まれたイメージだそうです。実際の忍者は地味な服に身を包み、人混みに紛れ、主君のために敵方の情報収集を行っていました。
伊賀は戦国時代、地元の土豪が忍術を発展させ、甲賀とともに「忍びの里」として知られています。
伊賀の地は、起伏の激しい道が続き、忍者が駆け抜けたであろう山々が連なります。この忍者の里山を舞台に、心技体の修行道を体現できるのが「忍者トレイルランニングレース」です。
秋天一碧。
伊賀市さるびの温泉には、18kmのショートコース、ファミリーコースの参加者が集まっていました。
エントリーは、
ショートコース男子の部 227名
ショートコース女子の部 83名
ショートコース 合計 310名
ファミリーの部 65名
大きな大会ではありませんが、会場に広さやトレイルコースの状況を勘案すれば適当な規模でしょう。
9時45分、開会式。来賓の伊賀市長は忍者の衣装であいさつ。忍びの国、忍者の里をPRされていました。
10時スタート。ボルボカーが先導するとのこと。
「ボルボじゃなくて、ボロボロカーだよ」
参加者からそんな声が漏れてきました。年配の方でしょう。私も御多分に漏れませんが。
舗装道路を約2km走って西教山への登山道に入ります。なんとか走ることができたのは最初の2、3百メートルのみ。急勾配の坂道になり、やがて一歩一歩脚を持ち上げるようなシングルトラックの登山道になります。
私の前はなぜが女性ばかりが3、4名。女性参加者は4分の1くらいですから、不思議です。
森の中は先だっての台風21号、22号の影響でしょうか、木が倒れ、枝や葉が散乱しています。
コースには協賛団体の広告入りの白いテープや黒で「NINJA TRAILRUN」と書かれた標識でマーキングされています。間違えやすい箇所では白テープが長く張られています。山の中にこのようなマーキングを施すのは、大変労力のかかる作業に違いありません。スタッフの方々の苦労に敬意を表したいものです。
また、赤いTシャツのスタッフが要所要所で立哨して、「ナイスラン!」「あと3kmでエイドです!」「頑張れ!」と声をかけてくださり、スイーパーの方が走りながら激励をしてくれます。通常のマラソンのように沿道の声援がない分、選手の支えになりますね。
コース最高地点、682mの西教山の頂上を越えると、しばらくアップダウンを繰り返し、走ることができる箇所も出てきます。
「あれ? さっきまで6kmだったのに3kmになっちゃった。GPSがおかしいよ」
前の女性ランナーからの声です。
山の中では上手く作動しないこともあるのでしょう。
私のEPSON WristableGPSはちゃんと距離を刻んでいます。ただ、高低差の大きいコースを走ると距離は短く計測されるのでしょうか。今日のコースは18kmということですが、私のGPSでは16.6kmでした。
スタートから1時間20分を経過した頃、トップランナーとすれ違いました。こちらはまだ中間点にも行っていないのに、速いですね。
「階段を下りるとエイドです。滑るので気をつけて降りてください」
ようやく8km地点、ウォーターステイションに辿り着きました。
「トイレはないですよね」
「この道のコーナーを曲がってください。誰も来ませんから」
言われたコーナーに行くとエイドステーションから隠れて見えません。側溝に用を足しました。自然を汚してすいません。
持参したコップに水をもらい、喉を潤しました。
東海自然歩道の階段を駆け上ると、忍者の出で立ちのスタッフがハイタッチで選手を迎えてくれました。
分岐を左に折れると、田代池が見えました。森の中から出て、パッと明るくなりました。木の葉や軟らかい土がクッションになって脚に優しいコースです。水溜まりやぬかるみもありますが、平坦で気持ちよく走れます。
「人工池ですけど、紅葉が始まっています」
湖畔で写真を撮っていた男性が教えてくれました。綺麗です。
「9.5km地点です。あと8.5kmです。頑張ってください」
分岐点で立哨をしているスタッフの声です。
ようやく半分は過ぎました。
「この先も上りです」
そうか、まだまだきつい道が続くのか。
ハァーハァーと音が出るほど呼吸が荒くなり、脚も徐々に上がらなくなります。ランニングできる区間はほとんどなく、時に木に捕まりながらよじ登る状態です。
なんとか先ほどの田代池への分岐点に戻り、左に進路を取ります。往路で走った道がそのまま復路になります。
ウォーターステイションに戻ってきました。
コップを取り出し、給水します。
「かわいらしいコップですね」
「子どもが小学生の時使っていたやつですから」
菓子パンも一切れもらいました。
残り5km。
トップ選手とすれ違った道をしばらく走ると、スタッフが左の道に行くよう案内しました。
「ゴールまでほとんど下りです」
往路とは別の道です。
後にいた女性ランナーが「こんな道通たっけ?」と言っていましたが、コース図を見ていないのでしょう。
階段はほぼウォーキングです。上位のランナーはこんな階段も走って下るのでしょうが、私は膝を痛めてしまうので、慎重に行きます。
3人ぐらいの女性ランナーに追い抜かれました。ウーマンパワーはすごいですね。こういうタフなコースは女性の方が強いです。
深い森の中で薄暗くなり、渓流が現れました。
今度は沢渡りです。何度も沢を横切りました。バランスを取りながら渓流の中に置かれた石を踏み渡るのです。
なんと地形の変化に富んだトレイルでしょう。しんどいけど、面白い、楽しい。
「すいません。写真撮ってもらえませんか」
前を走っていた女性ランナーに声をかけられました。
「いいですよ」
スマホのシャッターを押してあげました。
確かに写真に残しておきたいような幻想的な自然の空間です。
「呼び止めてすいません」
「いえいえ、急いでないですから」
「写真、撮らなくていいですか」
「いえ、私はいいです」
渓流を離れると舗装道路に出ました。行きに走った道です。
残り1km弱。時計の表示は2時間55分。 3時間切りはちょっと難しいかな。それでも、最初から3時間以上かかると思っていたので、納得のタイムです。
前方に女性ランナーが3人。今日は本当に女性に縁があります。
ゴール直前の坂。女性ランナーは皆、歩き出しました。3人をかわして、さるびの温泉の敷地内へ。忍者姿のスタッフに出迎えられて、ゴール。疲れましたが、自然と格闘し、自然を満喫できた、最高に楽しい忍者修行でした。
種目:ショートコース男子の部
距離:18km
順位:153位/227人中(エントリー数)
年代別順位(50歳以上男子):52位/75人(エントリー数)
記録:3時間00分30秒
使用シューズ:asics GEL-Fuji
追記①
大会会場で三重交通のJALラッピングバス運行開始式が行われました。
名古屋・伊賀上野間の定期高速バスの車体に、アイドルグループ「嵐」の5人のメンバーが大きく描かれています。
そのバスの前で、JALのキャビンアテンダントと写真を撮ってもらいました。綺麗な女性一緒で嬉しい限りです。
追記②
帰り道、国道23号線町屋大橋南詰にある「立ち食いうどん 川越屋」に入店してみました。
以前、義理の弟(私の妹の夫、私より年上ですが)から、美味しい店だと教えてもらったのですが、なかなか立ち寄る機会がなかったのです。
表の看板は崩れ落ち、枠組みだけになっています。一見すると、廃業してるのかなと思ってしまいました。駐車場に車が3台停めてあったので、ああ、やってるんだなとわかるような古い店です。
立ち食いと言っても3脚のテーブルがあり、6人の先客がいました。
木製のメニュー板も、椅子もテーブルも、全てに年季が入った、昭和レトロな店内です。
お爺さんが一人で切り盛りしていました。
きつねうどん(500円)を注文。代金引換で注文の品をもらい、器も自分で返却するセルフサービスです。
ツルツルとした柔らかめの麺と関西風の出汁で、とても美味しかったです。
店の様子から、おそらく、継ぐ人はおらず、この人の代で終わるでしょう。
2017年11月1日水曜日
1 ブログ引っ越しました
◎2017年11月1日(水) 晴
本日から、bloggerにてブログを始めることになりました。ハンドルネーム「まつぼっクリ」と申します。
昨日までは、別のブログサービス会社でブログをやっていましたが、プロバイダーを変更することに伴い、ブログも引っ越ししました。
どのブログサービス会社にするか非常に悩みました。
アメーバ、FC2、ヤフー、ライブドア、楽天、はてなダイアリー、Seesaa、goo、忍者、エキサイト、ココログ‥‥‥、沢山あり過ぎて迷いに迷ってしまいます。
そんな中で、bloggerに決めたのは、無料なのに広告がないこと、画面がシンプルなことです。
私は基本的に写真や動画は掲載しません。文章のみです。ですから文章が読みやすい画面が良いのです。
なお、今までのブログについては、「http//ma24ta.mediacat-blog.jp/」か「二足二輪」で検索してみてください。
それではよろしくお願いします。
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